寝ていても目が覚めてしまう中途覚醒とは?

夜に寝ていても何度も起きてしまうという悩みを抱えている人がいます。これは睡眠障害の1つである中途覚醒という状態です。

中途覚醒は、どのような状態になれば、診断を受ける必要があるのでしょうか?

診断基準は?


中途覚醒で治療が必要とされる基準は、下記のようになっています。

1.内部的、もしくは外部的な要因で、一晩に3回以上は目が覚めてしまう。
2.このことが原因となり、日常生活に影響を与えてイライラしてしまう。
3.その状態が一ヶ月以上続く場合。

何かしらの理由により、何度も起きるのが中途覚醒です。赤ちゃんの夜泣きなども中途覚醒に含まれることもありますが、原因がこのように明確な場合は、治療方法も通常とは違うため除外します。

重要なのは、日常生活に支障が出たり、イライラしてしまうことです。

中途覚醒が起きた利用し、時間を有効的に使う人もいます。このようなケースでは、日常生活に影響があってもイライラしないため、中途覚醒と言えません。

睡眠薬を服用したいと思っていれば、ストレスが溜まっていることになるので、中途覚醒と言えます。

中途覚醒になると、身体がどうなっているのかを紹介します。

中途覚醒とは、質が低くなった状態のこと


不眠症のなかで、深夜に何度も起きてしまうのが中途覚醒です。眠りが浅い段階のレム睡眠時に起きやすいのが特徴です。睡眠は、浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠を、90分程度で繰り返します。

繰り返すはずの睡眠のサイクルが、何らか原因により眠りが浅くならず、覚醒してしまいます。

睡眠はノンレム睡眠の際に脳を休め、レム睡眠の時に身体を休めています。レム睡眠にならなければ、寝ていても休まらないです。

早朝覚醒と中途覚醒の違い


早朝覚醒と中途覚醒は似ている症状です。書籍や医師によっては、同じように扱われていることもあります。

この2つの違いは、下記の2つが大きいです。

1.起床時間とほとんど同じ時間に起きているか

2.2度寝や3度寝をしているか

起床時間とほとんど同じ時間に起きているか

早朝覚醒は、朝早くに目が覚めてしまう状態です。そのため、数時間早めに起きてしまうこともあります。

中途覚醒は、夜遅くに何度も起きてしまいます。しかし、起床時間は自分の思い通りであるケースが多いです。

2度寝や3度寝をしているか

深夜に何度も起きる症状が中途覚醒です。眠ること自体には、問題を抱えていません。起きてしまったとしても、布団に入れば眠れるため、2度寝なども可能です。

早朝覚醒は、起きてしまったら2度寝をすることができません。

このような違いが、中途覚醒と早朝覚醒にはあります。

中途覚醒は高齢者がなりやすい


中途覚醒は、他の睡眠障害と同じで、さまざまな要因で発症します。どのような人が、中途覚醒を発症しやすいのでしょうか?

治療ガイドラインによれば、60歳以上の高齢者に中途覚醒はよく見られます。これは統計結果として表れています。30代未満の人と比べれば、中途覚醒の高齢者は約2倍となっています。

身体の不調が多いので、このような結果になると読み取ることができます。

高齢者は、深夜に痛みが出たり、ホルモンバランスの崩れてしまうことで、眠りが浅くなるというケースがあります。

60代は、体質の変化を自覚することが大切です。食生活や睡眠の質を改善するサプリを服用することが必要になります。持続的に深い眠りをとれるように、さまざまな取り組みをしていく必要があります。

こんな快眠方法・安眠方法の記事も人気です。

関連記事

  1. レム睡眠行動障害(RBD)は謎が多い危険な病気|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    レム睡眠行動障害(RBD)は謎が多い危険な病気

  2. 入眠障害になるボーダーラインと診断基準

  3. 不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法

  4. うつ病と睡眠障害は両方治療が必要|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    うつ病と睡眠障害は両方治療が必要

  5. 睡眠障害国際分類(ICSD-2)とは?睡眠障害の分類と定義について

  6. 子どもの睡眠障害がのちの人生に与える影響|子どもの睡眠障害|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    子どもの睡眠障害がのちの人生に与える影響

  1. 不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法

    2019.06.24

  2. 時差ボケは予防できる!原因と仕組み、なったときの解消法|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    時差ボケは予防できる!原因と仕組み、なったときの解消法

    2019.06.21

  3. 寝汗をかくことで快眠を手に入れる|睡眠中の気になるあれこれ|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    寝汗をかくことで快眠を手に入れる

    2019.06.21

  4. 心理的なストレスが不眠を引き起こす原因になる

    2018.08.16

  5. 睡眠をとれば苦手な内容でも理解が進みアイデアが浮かぶって本当?|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠をとれば苦手な内容でも理解が進みアイデアが浮かぶって本当?

    2019.06.20

  6. ブロモバレリル尿素って睡眠薬に配合されているけど、効果は期待で…

    2018.08.20

  7. 精神的なことが原因で不眠になったとき、知っておきたいこと

    2018.08.17

  8. ベッドを快適に保つお手入れ|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    ベッドを快適に保つお手入れ

    2019.06.24

  9. 赤ちゃんの夜泣きが大変なのは4ヶ月まで!体内時計が夜泣きの原因?

    2018.08.12

  10. 夏と冬は寝具のチョイスで快適に眠る|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    夏と冬は寝具のチョイスで快適に眠る

    2019.06.24

  1. クワンソウって睡眠サプリに配合されているけど、効果は期待できる?

    2018.08.27

  2. 睡眠をとれば苦手な内容でも理解が進みアイデアが浮かぶって本当?|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠をとれば苦手な内容でも理解が進みアイデアが浮かぶって本当?

    2019.06.20

  3. ストレス性の不眠は実は脳の防衛機能!|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    ストレス性の不眠は実は脳の防衛機能!

    2019.06.20

  4. 寝ていても目が覚めてしまう中途覚醒とは?

    2018.08.15

  5. 時差ボケは予防できる!原因と仕組み、なったときの解消法|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    時差ボケは予防できる!原因と仕組み、なったときの解消法

    2019.06.21

  6. グリシンって睡眠サプリに配合されているけど、効果は期待できる?

    2018.08.18

  7. 快適な布団を保つためのお手入れ方法|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    快適な布団を保つためのお手入れ方法

    2019.06.24

  8. レム睡眠行動障害(RBD)は謎が多い危険な病気|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    レム睡眠行動障害(RBD)は謎が多い危険な病気

    2019.06.24

  9. 睡眠で美肌を実現!肥満解消、免疫力アップにも効果あり!|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠で美肌を実現!肥満解消、免疫力アップにも効果あり!

    2019.06.20

  10. カモミールって睡眠サプリに配合されているけど、効果は期待できる?

    2018.08.19

  1. 悪影響ばかりの寝酒!睡眠障害の原因に!|睡眠を妨害するもの|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    悪影響ばかりの寝酒!睡眠障害の原因に!

    2019.06.21

  2. 寝ていても目が覚めてしまう中途覚醒とは?

    2018.08.15

  3. 朝型生活、夜型生活、それぞれのメリットとデメリットとは|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    朝型生活、夜型生活、それぞれのメリットとデメリットとは

    2019.06.20

  4. 睡眠時は鼻呼吸をしないと危険|睡眠中の気になるあれこれ|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠時は鼻呼吸をしないと危険

    2019.06.21

  5. 快適な布団を保つためのお手入れ方法|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    快適な布団を保つためのお手入れ方法

    2019.06.24

  6. 男女間で異なる睡眠の質|睡眠の変化|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    男女間で異なる睡眠の質

    2019.06.21

  7. 喫煙者は睡眠不足!睡眠の質と深い眠りに悪影響!|睡眠を妨害するもの|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    喫煙者は睡眠不足!睡眠の質と深い眠りに悪影響!

    2019.06.21

  8. 夏と冬は寝具のチョイスで快適に眠る|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    夏と冬は寝具のチョイスで快適に眠る

    2019.06.24

  9. 効果的な昼寝で認知症予防と作業効率アップ!|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    効果的な昼寝で認知症予防と作業効率アップ!

    2019.06.20

  10. トリプトファンって睡眠サプリに配合されているけど、効果は期待で…

    2018.08.28

  1. 丁度良い睡眠時間は人それぞれ。短眠と長眠、タイプによる性格の違いとは|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    丁度良い睡眠時間は人それぞれ。短眠と長眠、タイプによる性格の違…

  2. ストレス性の不眠は実は脳の防衛機能!|睡眠の仕組み|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    ストレス性の不眠は実は脳の防衛機能!

  3. 不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法|睡眠に関係する病気の種類|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    不眠症のタイプ別分類とすぐに試せる解消法

  4. 精神的なことが原因で不眠になったとき、知っておきたいこと

  5. 睡眠時の歯ぎしりはストレスが原因?2次症状と対策|睡眠中の気になるあれこれ|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠時の歯ぎしりはストレスが原因?2次症状と対策

  6. 熟眠障害の診断基準や改善方法って知ってる?

  7. 睡眠薬を安全に効率よく摂取する方法|睡眠薬とは|睡眠に関係する病気|快眠方法・安眠方法

    睡眠薬を安全に効率よく摂取する方法

  8. 睡眠の質や種類は年代によって変化する|睡眠の変化|睡眠の基礎知識|快眠方法・安眠方法

    睡眠の質や種類は年代によって変化する

  9. 子供の時期別睡眠時間!気をつけるべきポイント!|世代別の注意点|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    子供の時期別睡眠時間!気をつけるべきポイント!

  10. アロマを利用して睡眠の質を高める|環境づくり|熟睡のためにできること|快眠方法・安眠方法

    アロマを利用して睡眠の質を高める